自然全體のいとも見事な樂しい調和に存するところの眞の精神的愉悦を取りちがへぬやうにと、私が自分の仕事に先立つて、まづ、素直に、純粹に、苛立たず、亢奮することなく、生者として(en vivant)一切の準備をするのは、それがためなのです。
唯、餘儀なくされてゐた長い中絶のおかげと、それから非常に價値はあるのだが何としても一九一二年の日付をもつてゐる諸感動の上に立ち戻らねばならないので、私は異常な立場に陷つてゐるのです。
もう暫くすれば、恐らく私は、一昔前から始つてゐる、これ等の歌が一體どんな風にして高まつて來たのやら、その状態がまるきり解らなくなるのでせう。