夫君に戀ふる歌一首并に短歌
さにづらふ 君が御言と 玉梓の 使も來ねば 思ひやむ わが身一つぞ ちはやぶる 神にもな負せ 卜部坐せ 龜もな燒きそ 戀しくに いたきわが身ぞ いちじろく 身にしみとほり むらぎもの 心くだけて 死なむ命 俄かになりぬ いまさらに 君か我をよぶ たらちねの 母の命か 百足らず 八十の衢に 夕占にも 卜にもぞ問ふ 死ぬべき我がゆゑ
反歌
夫君に戀ふる歌一首并に短歌
さにづらふ 君が御言と 玉梓の 使も來ねば 思ひやむ わが身一つぞ ちはやぶる 神にもな負せ 卜部坐せ 龜もな燒きそ 戀しくに いたきわが身ぞ いちじろく 身にしみとほり むらぎもの 心くだけて 死なむ命 俄かになりぬ いまさらに 君か我をよぶ たらちねの 母の命か 百足らず 八十の衢に 夕占にも 卜にもぞ問ふ 死ぬべき我がゆゑ
反歌