少くとも、僕は、さういふ古代の素朴な文學を發生せしめ、しかも同時に近代の最も嚴肅な文學作品の底にも一條の地下水となつて流れてゐるところの、人々に魂の靜安をもたらす、何かレクヰエム的な、心にしみ入るやうなものが、一切のよき文學の底には嚴としてあるべきだと信じて居ります。
考へついたままに、順序もなく書いて參つたので、甚だ意に充たず、又、御質問の趣にも添はないものになつてしまひましたが、取り敢へずお答へまで。
追記 折口先生の説によると、敍景歌といふものは、先づ最初、旅中鎭魂の作であつた。
少くとも、僕は、さういふ古代の素朴な文學を發生せしめ、しかも同時に近代の最も嚴肅な文學作品の底にも一條の地下水となつて流れてゐるところの、人々に魂の靜安をもたらす、何かレクヰエム的な、心にしみ入るやうなものが、一切のよき文學の底には嚴としてあるべきだと信じて居ります。
考へついたままに、順序もなく書いて參つたので、甚だ意に充たず、又、御質問の趣にも添はないものになつてしまひましたが、取り敢へずお答へまで。
追記 折口先生の説によると、敍景歌といふものは、先づ最初、旅中鎭魂の作であつた。