堀辰雄 『姨捨記』 わが心なぐさめかねつさらしなやをばすて山にてる月をみて といふ讀人しらずの歌への關心である。 この古歌は、私には、どうしても自分の作品の女主人公とほぼ似たやうな境遇にあつた女が、それよりもずつと遠い昔に人知れず詠んだもののやうな氣がしてならない。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア