堀辰雄 『詩集「窓」』 窓枠の奧はまだ薄ぐらい…… その次ぎの插繪も、同じやうに、鼠色の窓帷のかげから何かの花を插した花瓶を窓ぎはに置かうとしかけてゐる女の手だけをちらりと覗かせてゐる。 ――つい云ふのを忘れてゐたが、插繪はみんなエッチングである。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア