ここでもまた、言葉が自分には不足するのです。
それは名前を持たぬもの、また疑もなくそれを持ち得ないもの、そしてただ花瓶の中のやうに、自分のまはりの目に見える事物の中に、溢れるばかりに生を注ぎ入れながら、そのときちらりと姿を見せるきりのものだからです。
例を引いて見なければ貴兄に納得していただけないかと思ふので、つまらない例ですが二三擧げさせて貰ひます。
ここでもまた、言葉が自分には不足するのです。
それは名前を持たぬもの、また疑もなくそれを持ち得ないもの、そしてただ花瓶の中のやうに、自分のまはりの目に見える事物の中に、溢れるばかりに生を注ぎ入れながら、そのときちらりと姿を見せるきりのものだからです。
例を引いて見なければ貴兄に納得していただけないかと思ふので、つまらない例ですが二三擧げさせて貰ひます。