堀辰雄 『小説のことなど』 さうしてモオリアックが他の本、「小説論」といふ表題のエッセイの中で、この二大作家の隔りをはつきりと示してゐる箇處に私達はぶつかる。 「……バルザックの主人公はいつも辻褄が合ふ。 彼は彼を支配してゐる情熱でもつて説明されないやうな行爲は何一つしない。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア