堀辰雄 『初秋の淺間』 それから終日、そのなかに見え隱れしてゐる。 そんな淺間山に憑かれたやうになつて、放心したやうにふらふらと山へ入つていつて死んだ人もあるといふ。 ――さういふ話を、私は數年前はじめて追分へ來て長い滯在をした秋に、宿の主人から聞いた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア