堀辰雄 『續プルウスト雜記』 * プルウストのなげやりな混雜した文體は私の簡潔な文體への好みを困らせる。 しかしそれはガボリイも言ふやうに、彼の美徳――誠實であることの結果であるやうに見える。 私は今までのなまじつかな簡潔さよりも、さう云ふ誠實な混亂を欲しいのだ。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア