誰かずつと側に附添つてゐた人がそれを聞かせてくれるといいと思ひます。
辻野君はジィドの「地の糧」を譯したとき、自分自身で譯したそれをいつも片身離さずに旅にも持つて行けるやうな小さな美しい本にしたいと言つてゐたけれど、そんな無邪氣なところもあつた人でした。
さういふところが飾り氣がなくさつぱりしてゐて、實に好い感じがしました。
誰かずつと側に附添つてゐた人がそれを聞かせてくれるといいと思ひます。
辻野君はジィドの「地の糧」を譯したとき、自分自身で譯したそれをいつも片身離さずに旅にも持つて行けるやうな小さな美しい本にしたいと言つてゐたけれど、そんな無邪氣なところもあつた人でした。
さういふところが飾り氣がなくさつぱりしてゐて、實に好い感じがしました。