* 「卓上噴水」は大正四年三月から五月にかけて三册出た。
三册とも、八つ折判の、すべすべしたアート紙に印刷された、薄い雜誌で、表紙には彼の好みらしくギリシヤの瓶の繪が刷られてあるかと思ふと、次には犀星の卷頭詩が載つてゐたりして、いかにも仲のいい二人の共同編輯らしく、その他には蒲原有明、高村光太郎、茅野蕭々、日夏耿之介、前田夕暮、山村暮鳥などが寄稿してゐる。
大正四年、室生犀星が郷里を去つて上京した。
* 「卓上噴水」は大正四年三月から五月にかけて三册出た。
三册とも、八つ折判の、すべすべしたアート紙に印刷された、薄い雜誌で、表紙には彼の好みらしくギリシヤの瓶の繪が刷られてあるかと思ふと、次には犀星の卷頭詩が載つてゐたりして、いかにも仲のいい二人の共同編輯らしく、その他には蒲原有明、高村光太郎、茅野蕭々、日夏耿之介、前田夕暮、山村暮鳥などが寄稿してゐる。
大正四年、室生犀星が郷里を去つて上京した。