堀辰雄 『萩原朔太郎』 かくて彼は齡五十に近くして漸く落著いた生活にはひることが出來た。 先づ、世田ヶ谷代田に彼自身の設計によつて新しい家を建てた。 既に妹は詩人佐藤惣之助に嫁し、いまはただ何物にも拘束せられないで母や二兒と共に暮らすことを得るやうになつた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア