何か手に大きな紙をまいてもつてゐる。
何だと思つたら、それは僕がこの間冗談半分に頼んでおいた僕の輕井澤の別莊の設計圖なのです(道造君は建築科の學生です)。
實は僕の方ではもう忘れかけてゐたのだけれど、この間、南輕井澤の方に土地をもつてゐる友人が、こんど自分のところでもそこに別莊を建てるんだが、よかつたら君もその側に、小さな小屋を建てないかと勸めてくれた。
何か手に大きな紙をまいてもつてゐる。
何だと思つたら、それは僕がこの間冗談半分に頼んでおいた僕の輕井澤の別莊の設計圖なのです(道造君は建築科の學生です)。
實は僕の方ではもう忘れかけてゐたのだけれど、この間、南輕井澤の方に土地をもつてゐる友人が、こんど自分のところでもそこに別莊を建てるんだが、よかつたら君もその側に、小さな小屋を建てないかと勸めてくれた。