道造君の設計してきた二百圓のコッテエヂの前で、僕の夢みてゐた五十圓のコッテエヂは、あまりにも貧弱なものになつてしまつたのです。
そして、もうどうでも勝手にしやがれと思つて、その折角こしらへてきてくれた設計圖はそこにおつぽり出してしまひました。
それから他の話をしてゐるうちに、道造君が、この夏また追分に行きたいがその滯在費を自分で稼げといはれてしまつたので、何か自分に出來る仕事はないでせうかと言ひ出しました。
道造君の設計してきた二百圓のコッテエヂの前で、僕の夢みてゐた五十圓のコッテエヂは、あまりにも貧弱なものになつてしまつたのです。
そして、もうどうでも勝手にしやがれと思つて、その折角こしらへてきてくれた設計圖はそこにおつぽり出してしまひました。
それから他の話をしてゐるうちに、道造君が、この夏また追分に行きたいがその滯在費を自分で稼げといはれてしまつたので、何か自分に出來る仕事はないでせうかと言ひ出しました。