すこし可哀さうになつたので、いい加減で編纂物の話をもち出してやりました。
他人の立場に立つて、自分に氣に入るやうな夢を見ることが、どんなに相手には殘酷なものだか、これですこしは身につまされたでせう。
夕方、道造君が歸つてから、今まで小止みなく降つてゐた梅雨らしいのが漸く上つたやうなので、足はまだ依然として痛みますが、ちよつと外氣を吸ひたくなつて、おもてへ出て見ました。
すこし可哀さうになつたので、いい加減で編纂物の話をもち出してやりました。
他人の立場に立つて、自分に氣に入るやうな夢を見ることが、どんなに相手には殘酷なものだか、これですこしは身につまされたでせう。
夕方、道造君が歸つてから、今まで小止みなく降つてゐた梅雨らしいのが漸く上つたやうなので、足はまだ依然として痛みますが、ちよつと外氣を吸ひたくなつて、おもてへ出て見ました。