又、「塔」を書いてゐる福永武彦は、中村と大の仲好しで、中學から一高とずつと同級で、大學も佛文科を四五年前に一しよに出た。
なんでもかでも、二人とも同じやうに、よく出來るらしい。
福永がマラルメに夢中になると、中村はネルヴァル、又、一方がギリシャ語をやりだすと、一方はラテン語といふ風な相違はあるが。
又、「塔」を書いてゐる福永武彦は、中村と大の仲好しで、中學から一高とずつと同級で、大學も佛文科を四五年前に一しよに出た。
なんでもかでも、二人とも同じやうに、よく出來るらしい。
福永がマラルメに夢中になると、中村はネルヴァル、又、一方がギリシャ語をやりだすと、一方はラテン語といふ風な相違はあるが。