堀辰雄 『エトランジェ』 今年は愛宕山の麓のバンカムさんといふ西洋人の別莊を借りてゐる由、ちよつと立ち話をする。 阿比留君のその別莊の裏には大きな樅の林があるが、今日はあんまり暑かつたので、鶯がその木蔭から出られずに一日中啼いてゐたさうである。 七月二十八日 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア