その可愛らしいお婆さんはもうとつくに七十を越してゐさうだが、こんな山の中にたつた一人で來てゐながら何時も大へん愉快さうにしてゐる。
私がそれを見てゐると何故か悲しくなるくらゐ始終にこにこと笑つてゐる。
どこかその面差しが私の死んだお祖母さんに似てでもゐるのか知らん。
その可愛らしいお婆さんはもうとつくに七十を越してゐさうだが、こんな山の中にたつた一人で來てゐながら何時も大へん愉快さうにしてゐる。
私がそれを見てゐると何故か悲しくなるくらゐ始終にこにこと笑つてゐる。
どこかその面差しが私の死んだお祖母さんに似てでもゐるのか知らん。