今度も辻野君の譯で「母」の方だけ讀み返したけれど、矢張りどうも好い立派なものである。
この二篇といひ、「テレエズ・デケイルウ」といひ、いづれもモオリアックのものとしては比較的初期に屬するが、かへつてこの時分の作品の方が僕等――ことに僕なんかにはぴつたりと來るのではないかと思ふ。
三篇ともモオリアック獨特の樣式で書かれた中篇小説(?
今度も辻野君の譯で「母」の方だけ讀み返したけれど、矢張りどうも好い立派なものである。
この二篇といひ、「テレエズ・デケイルウ」といひ、いづれもモオリアックのものとしては比較的初期に屬するが、かへつてこの時分の作品の方が僕等――ことに僕なんかにはぴつたりと來るのではないかと思ふ。
三篇ともモオリアック獨特の樣式で書かれた中篇小説(?