……しかし、途中でつまらなくなつて何度もはふり出さうと思ふんだが、それでもやつぱり最後までかうやつて讀んでゐる。
何が僕にこの本を棄てさせないのかしらと、讀むのに倦いては考へて見るんだが、そんな時にひよつくり死を前にしながらこの小説を書いてゐるリヴィエェルの悲痛な姿が浮んでくることがある。
僕は前に彼の妹の書いた囘想記を讀んだことがあるんだ。
……しかし、途中でつまらなくなつて何度もはふり出さうと思ふんだが、それでもやつぱり最後までかうやつて讀んでゐる。
何が僕にこの本を棄てさせないのかしらと、讀むのに倦いては考へて見るんだが、そんな時にひよつくり死を前にしながらこの小説を書いてゐるリヴィエェルの悲痛な姿が浮んでくることがある。
僕は前に彼の妹の書いた囘想記を讀んだことがあるんだ。