が、そうやって世の中から殆ど隔絶しているうちに、その中務大輔のところでは暮らし向きの悪くなってゆく一方であることは、毎日女のもとに通って来る壻にも漸くはっきりと分かるようになった。
そのなかでは、男だけは以前と変らずに手厚いもてなしを受けてはいた。
それはかえって男には心苦しかった。
が、そうやって世の中から殆ど隔絶しているうちに、その中務大輔のところでは暮らし向きの悪くなってゆく一方であることは、毎日女のもとに通って来る壻にも漸くはっきりと分かるようになった。
そのなかでは、男だけは以前と変らずに手厚いもてなしを受けてはいた。
それはかえって男には心苦しかった。