堀辰雄 『曠野』 女は相変らず一ことも物を言わなかった。 夜もすがら、木がらしめいた風が裏山をめぐっていた。 その風がやむと、みずうみの波の音がゆうべよりかずっとはっきりと聞えてきた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア