堀辰雄 『晩夏』 この店のお得意だと見え、「おやおや、お菓子、もうなんにも無いですね……」と割に流暢な日本語で店の売子に言葉を掛けながら、私の手を出しかねていたバウム・クウヘンを指して、「これは鼠が噛ったのですか? などと常談さえ云う。 「そうかも知れませんね。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア