堀辰雄 『晩夏』 と老外人の見事な応酬。 ――そんな和気靄々たる常談の云いあいをあとに、私はビスケットだけ包んで貰って、さっさと店を出て来た。 そして町を引っ返して往きながら、ふいといま頃は森のなかの小屋で風呂の火でも焚きつけているだろう妻の姿を浮べた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア