堀辰雄 『晩夏』 ――お往きなさるかい? 私達はすこし心細そうに顔を見交していた。 が、せっかく此処まで来たのだから、その前まで往くだけでも往って見ようと、六人ぐらいは乗れそうな、旧式のモオタア船にちょこんと二人だけ乗った。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア