堀辰雄 『晩夏』 妻は本を読むおつき合いをさせられるよりかその方が賛成だった。 私達はホテルを出ていった。 前の急な坂を下りかかると、その途中で、一人の、空の畚を背負い、息苦しそうにすっかり胸をはだけた、よぼよぼのおじいさんとすれちがいざま、何か問いかけられた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア