なんでも私達がいま道で、馬を曳いて往った自分の娵に往き遭ったろうが、どの位先きへ往ったかを知りたいらしい事が漸く分った。
私達はすぐ上のホテルから飛び出してきたので、そんなものは見かけなかったから、知らないと云うと、なんだか怪訝そうな顔をして、いつまでも私達を見つめていた。
それ以上どうにも私達にはしようがないので、そのまま坂を下りはじめながら、もう一度ふり返って見ると、おじいさんはそこに屈んで何かしきりにごそごそやり出している。
なんでも私達がいま道で、馬を曳いて往った自分の娵に往き遭ったろうが、どの位先きへ往ったかを知りたいらしい事が漸く分った。
私達はすぐ上のホテルから飛び出してきたので、そんなものは見かけなかったから、知らないと云うと、なんだか怪訝そうな顔をして、いつまでも私達を見つめていた。
それ以上どうにも私達にはしようがないので、そのまま坂を下りはじめながら、もう一度ふり返って見ると、おじいさんはそこに屈んで何かしきりにごそごそやり出している。