それ以上どうにも私達にはしようがないので、そのまま坂を下りはじめながら、もう一度ふり返って見ると、おじいさんはそこに屈んで何かしきりにごそごそやり出している。
其処に誰かの穿き棄てていったらしい草鞋を拾って、それを自分のぼろぼろになったのと穿き換えているのである。
浮浪者でもなさそうだが、何処か近在へ働きにいった帰りにしては様子が変だ。
それ以上どうにも私達にはしようがないので、そのまま坂を下りはじめながら、もう一度ふり返って見ると、おじいさんはそこに屈んで何かしきりにごそごそやり出している。
其処に誰かの穿き棄てていったらしい草鞋を拾って、それを自分のぼろぼろになったのと穿き換えているのである。
浮浪者でもなさそうだが、何処か近在へ働きにいった帰りにしては様子が変だ。