そしてその自分でもはっきりとは分からないもののために自分の心が切ないほど揺らいでいるのを、私もまた切なくそれを揺らぐがままにさせていた。
暫くしてから、私は観念したように閉じていた目をやっと見ひらき、出来るだけ心を落着けるようにして、自分の前にこの日記を置いた。
一生受領だった父が、私のためにいろいろと気づかって呉れて、私達をいまの中川のほとりの住居に移らせて下すったのは、去年の秋の半ば頃だった。
そしてその自分でもはっきりとは分からないもののために自分の心が切ないほど揺らいでいるのを、私もまた切なくそれを揺らぐがままにさせていた。
暫くしてから、私は観念したように閉じていた目をやっと見ひらき、出来るだけ心を落着けるようにして、自分の前にこの日記を置いた。
一生受領だった父が、私のためにいろいろと気づかって呉れて、私達をいまの中川のほとりの住居に移らせて下すったのは、去年の秋の半ば頃だった。