堀辰雄 『風立ちぬ』 彼女もまた何も言わずに、私から少し離れたまま立っていた。 しかし、私はその息づかいが感ぜられるほど彼女を近ぢかと感じていた。 ときおり冷たい風がバルコンの上をなんの音も立てずに掠め過ぎた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア