そんな谷の絶えず変化する光景を窓のところに行ってちょっと眺めやっては、又すぐ煖炉の傍に戻って来たりして、そのせいでか、私はなんとなく落着かない気持で一日じゅうを過ごした。
昼頃、風呂敷包を背負った村の娘が足袋跣しで雪の中をやって来てくれた。
手から顔まで霜焼けのしているような娘だが、素直そうで、それに無口なのが何よりも私には工合が好い。
そんな谷の絶えず変化する光景を窓のところに行ってちょっと眺めやっては、又すぐ煖炉の傍に戻って来たりして、そのせいでか、私はなんとなく落着かない気持で一日じゅうを過ごした。
昼頃、風呂敷包を背負った村の娘が足袋跣しで雪の中をやって来てくれた。
手から顔まで霜焼けのしているような娘だが、素直そうで、それに無口なのが何よりも私には工合が好い。