朝の九時頃、私は何を求めるでもなしにその教会へ行った。
小さな蝋燭の火のともった祭壇の前で、もう神父が一人の助祭と共に弥撒をはじめていた。
信者でもなんでもない私は、どうして好いか分からず、唯、音を立てないようにして、一番後ろの方にあった藁で出来た椅子にそのままそっと腰を下ろした。
朝の九時頃、私は何を求めるでもなしにその教会へ行った。
小さな蝋燭の火のともった祭壇の前で、もう神父が一人の助祭と共に弥撒をはじめていた。
信者でもなんでもない私は、どうして好いか分からず、唯、音を立てないようにして、一番後ろの方にあった藁で出来た椅子にそのままそっと腰を下ろした。