私はなんだか急に心細そうに雪を分けながら、それでも構わずにずんずん自分の小屋のありそうな方へ林を突切って来たが、そのうちにいつからともなく私は自分の背後に確かに自分のではない、もう一つの足音がするような気がし出していた。
それはしかし殆どあるかないか位の足音だった……
私はそれを一度も振り向こうとはしないで、ずんずん林を下りて行った。
私はなんだか急に心細そうに雪を分けながら、それでも構わずにずんずん自分の小屋のありそうな方へ林を突切って来たが、そのうちにいつからともなく私は自分の背後に確かに自分のではない、もう一つの足音がするような気がし出していた。
それはしかし殆どあるかないか位の足音だった……
私はそれを一度も振り向こうとはしないで、ずんずん林を下りて行った。