堀辰雄 『姨捨』 「もっと物語が見られるようになれば好い」――只、少女はそう思っていた。 その年の末、一しょに東にも下っていた継母が、なぜか、突然父の許を去って行った。 翌年の春には又、疫病のために気立のやさしかった乳母も故人になってしまった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア