堀辰雄 『姨捨』 猫は、その間じゅう、北面の方で苦しそうに泣きつづけていた。 ――すると、わずらっていた姉がふいと目を醒まして、「猫はどこにいるの。 こっちへよこしておくれ」と云うので、「どうかなすって」と少女が云うと、姉はいましがた見た夢を話した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア