堀辰雄 『姨捨』 とうとう男は呼びわずらったらしく、こん度は笛をおもしろく吹き出した。 姉妹は思わず目を見合せて、ようやく明るい微笑を交しながら、なおも息をつまらせて耳を欹てていた。 しかし、隣家からは、相不変、なんの返事も無いらしかった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア