しかし、漸くおとなびて来た姪たちの事を考えると、此子達だけは自分のようにさせたくないと、折角の宮からのお召を拒みかねて、二人に附添ってはおりおり又出仕をするようになった。
が、こん度は女は宮でもまるっきり新参というのでもなく、そうかと云って又古参という程でもないので、只なんという事なしに女房たちの中に雑じって、もとの朋輩たちと気やすく語らってさえいれば好かった。
もう別に宮仕えだけで身を立てようなどともしていないので、外の女房たちが自分よりも上の思召しが好かろうと羨ましいとも思わなかった。
しかし、漸くおとなびて来た姪たちの事を考えると、此子達だけは自分のようにさせたくないと、折角の宮からのお召を拒みかねて、二人に附添ってはおりおり又出仕をするようになった。
が、こん度は女は宮でもまるっきり新参というのでもなく、そうかと云って又古参という程でもないので、只なんという事なしに女房たちの中に雑じって、もとの朋輩たちと気やすく語らってさえいれば好かった。
もう別に宮仕えだけで身を立てようなどともしていないので、外の女房たちが自分よりも上の思召しが好かろうと羨ましいとも思わなかった。