堀辰雄 『菜穂子』 二十代、三十代はほとんど息もつかずに、大いそぎで通り過ぎてしまった。 そうしてやっと私たちの生活も楽になり、ほっと一息ついたかと思うと、こんどはお前のお父様がお倒れになってしまったのだ。 兄の征雄が十八で、お前が十五のときであった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア