この二三日で、ほんとうに秋めいて来てしまった。
朝など、こうして窓ぎわに一人きりで何んということなしに物思いに耽っていると、向うの雑木林の間からこれまではぼんやりとしか見えなかった山々の襞までが一つ一つくっきりと見えてくるように、過ぎ去った日々のとりとめのない思い出が、その微細なものまで私に思い出されてくるような気がする。
が、それはそんな気もちのするだけで、私のうちにはただ、何んとも云いようのない悔いのようなものが湧いてくるばかりだ。
この二三日で、ほんとうに秋めいて来てしまった。
朝など、こうして窓ぎわに一人きりで何んということなしに物思いに耽っていると、向うの雑木林の間からこれまではぼんやりとしか見えなかった山々の襞までが一つ一つくっきりと見えてくるように、過ぎ去った日々のとりとめのない思い出が、その微細なものまで私に思い出されてくるような気がする。
が、それはそんな気もちのするだけで、私のうちにはただ、何んとも云いようのない悔いのようなものが湧いてくるばかりだ。