私の差し上げた年賀状にも返事の書けなかったお詫びやら、暮からずっと神経衰弱でお悩みになっていられることなど書き添えられ、それに何か雑誌の切り抜きのようなものを同封されていた。
何気なくそれを披いてみると、それは或る年上の女に与えられた一聯の恋愛詩のようなものであった。
何んだってこんなものを私のところにお送りになったのかしらといぶかりながら、ふと最後の一節、――「いかで惜しむべきほどのわが身かは。
私の差し上げた年賀状にも返事の書けなかったお詫びやら、暮からずっと神経衰弱でお悩みになっていられることなど書き添えられ、それに何か雑誌の切り抜きのようなものを同封されていた。
何気なくそれを披いてみると、それは或る年上の女に与えられた一聯の恋愛詩のようなものであった。
何んだってこんなものを私のところにお送りになったのかしらといぶかりながら、ふと最後の一節、――「いかで惜しむべきほどのわが身かは。