堀辰雄 『菜穂子』 「あの娘はあんな人ですから……」少年は何か怺えるような様子をして、大きく頷いて見せ、その儘其処を立ち去って行った。 ――それがこの楡の家に明の来た最後になった。 翌年から、明はもう叔母が死んだために此の村へは来なくなった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア