堀辰雄 『菜穂子』 そして暫く立ち話をして行くのが二人の習慣になった。 そのうちにいつの間にか、明と早苗とは、毎日、午後の何時間かをその氷室を前にして一しょに過すようになった。 明が娘の耳のすこし遠いことを知ったのは或風のある日だった。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア