「まあ、どうして此の人は此処へ来ると、いつもあんなに背中を曲げてばかりいるんだろう?
と菜穂子は露台の手すりに手をかけて向うを向いている姑の背を、何か気に入らないもののように見据えながら、心の中で思っていた。
そのうち不意に姑が彼女の方へふり向いた。
「まあ、どうして此の人は此処へ来ると、いつもあんなに背中を曲げてばかりいるんだろう?
と菜穂子は露台の手すりに手をかけて向うを向いている姑の背を、何か気に入らないもののように見据えながら、心の中で思っていた。
そのうち不意に姑が彼女の方へふり向いた。