堀辰雄 『菜穂子』 そのとき露台から明が不意に彼女の方へふり向いた。 そして彼女が自分に向って何か笑いかけたそうにしているのに気がつくと、まぶしそうな顔をしながら、手すりから手を離して部屋の方へはいって来た。 彼女は彼に向ってつい口から出るが儘に云った。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア