堀辰雄 『菜穂子』 早苗は結婚後、夫が松本に転任して、もうその村にはいない筈だった。 それが明には、寂しくとも、何か心安らかにその村へ自分の病める身を托して行ける気持ちにさせた。 それに、今自分を一番親身に看病してくれそうなのは、牡丹屋の人達の外にはあるまい…… 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア