明はもう今となっては、どうでも好い事のように、只ときどき寝床の上に起き上がった折など、硝子窓ごしに家の裏畑や向うの雑木林が何処もかしこも真白になったのを何んだか浮かない顔をして眺めていた。
暮がた近くになって一たん雪が歇むと、空はまだ雪曇りに曇った儘、徐かに風が吹き出した。
木々の梢に積っていた雪がさあっとあたり一面に飛沫を散らしながら落ち出していた。
明はもう今となっては、どうでも好い事のように、只ときどき寝床の上に起き上がった折など、硝子窓ごしに家の裏畑や向うの雑木林が何処もかしこも真白になったのを何んだか浮かない顔をして眺めていた。
暮がた近くになって一たん雪が歇むと、空はまだ雪曇りに曇った儘、徐かに風が吹き出した。
木々の梢に積っていた雪がさあっとあたり一面に飛沫を散らしながら落ち出していた。