最初、雪煙がさあっと上がって、それが風と共にひとしきり冷い炎のように走りまわった。
そして風の去ると共に、それも何処へともなく消え、その跡の毳立ちだけが一めんに残された。
そのうちまた次ぎの風が吹いて来ると、新しい雪煙が上がって再び冷い炎のように走り、前の毳立ちをすっかり消しながら、その跡に又今のと殆ど同じような毳立ちを一めんに残していた……。
最初、雪煙がさあっと上がって、それが風と共にひとしきり冷い炎のように走りまわった。
そして風の去ると共に、それも何処へともなく消え、その跡の毳立ちだけが一めんに残された。
そのうちまた次ぎの風が吹いて来ると、新しい雪煙が上がって再び冷い炎のように走り、前の毳立ちをすっかり消しながら、その跡に又今のと殆ど同じような毳立ちを一めんに残していた……。