堀辰雄 『菜穂子』 が、菜穂子はその時夫に促されたので、その考えを中断させながら、卓から立ち上がった。 そしてときどき何か好い匂を立たせている店の中をもう一度名残惜しそうに見廻して、それから夫に附いて店を出た。 雪は相変らず小止みなく降っていた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア