堀辰雄 『菜穂子』 給仕が食事の用意の出来たことを知らせに来た。 彼女は黙って頷き、急に空腹を感じ出しながら、その儘自分の部屋へは帰らずに、さっきから静かに皿の音のし出している奥の食堂の方へ向って歩き出した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア