堀辰雄 『大和路・信濃路』 あけがた静かで、寝心地はまことにいい。 やっと窓をあけてみると、僕の部屋がすぐ荒池に面していることだけは分かったが、向う側はまだぼおっと濃い靄につつまれているっきりで、もうちょっと僕にはお預けという形。 なかなかもったいぶっていやあがる。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア